胡粉(ごふん)ネイルとは?日本最古の絵の具店、上羽絵惣の逆転劇

胡粉(ごふん)ネイルって知ってますか?

小林麻央ちゃんのブログで知った胡粉ネイル

私はネイルには興味が無いのですが、今は亡き小林麻央ちゃんがブログの中で胡粉(ごふん)ネイルのことを書かれていました。

その時の胡粉(ごふん)ネイルを塗った闘病中の麻央ちゃんの指があまりにも綺麗で印象に残ってました。

こちらの画像は麻央ちゃんのブログよりお借りしました。

出典:https://ameblo.jp/maokobayashi0721/entry-12240147694.html

病床の麻央ちゃんが身体の調子が良いときに入院先の病院の売店で胡粉(ごふん)ネイルを見つけたのだそう。

坂上&指原のつぶれない店で知る胡粉ネイルの生い立ち

今日の『坂上&指原のつぶれない店』でこの胡粉(ごふん)ネイルをことを取り上げてました。

胡粉(ごふん)ネイルを販売しているのは日本最古の絵の具店『上羽絵惣(うえばえそう)』という1751年創業の京都の日本画専門の絵の具屋さん。

日本画絵の具の特徴は繊細な色を表現するため色は1500種類以上、天然の鉱石などを原料としています。

通常の絵の具より少しお値段お高め。

胡粉(ごふん)ネイルというのはホタテの貝殻から作られた日本画の白い絵の具。

胡粉(ごふん)ネイルの誕生が面白くて

上羽絵惣(うえばえそう)』の逆転一発ドラマとは?

今から9年前、バブル崩壊以降、悪化していた日本画の売れ行き。

日本画家も減り、当然日本画絵の具の売り上げも右肩下がり・・・

上羽絵惣の売り上げもピーク時(約2億5000万!)の半分ほどに減ってしまったそうです。

その時の女性取締役が車のラジオで女子高生が砕いたホタテの貝殻でネイルアートを楽しんでいる、というのを聞いてこの胡粉ネイルを思いついたのだそう。

従来のマニキュアと違いシンナーなどの有機溶剤を使わない独自の製法を考案。

マニキュア独特の刺激臭が無く速乾性がある、しかも落とすときは除光液を使わずお湯につけるだけでこのようにペロンっとはがれます。

爪にも優しく色も独特できれいなこのマニュキアは幅広い層にバカ売れ。

上羽絵惣は再び黒字経営に戻ったそうです。

胡粉ネイル、爪にも良さそうだし何より色が独特でキレイ!

しかも色味がいっぱいある!!

まだまだいっぱい!!

w( ̄o ̄)w オオー!

それにしてもいつの時代も女子高生のオシャレセンサーの感度の良さには感服。

日本の女子高生って欧米に比べると色々制約多いのに、その中でうまくこういうのを見つけられるってほんっと凄いと思う。

胡粉ネイルか、シャネルのヴェルニ ローズカシェ(521)か

実物を以前に池袋の東武百貨店のハウスオブローゼで見て塗ってみましたがツヤがあってキレイな色でした。

よっぽど買おうかな、と思ったのですが、深爪でめったにマニュキアを塗らないのと、いつもマニュキアはシャネルのこのヴェルニ、というシリーズがお気に入りだったので保留。

このヴェルニが使い終わったら胡粉ネイルを買ってみようかな。

お値段もヴェルニに比べたら半額以下だし。

色があり過ぎて色々悩んでしまいそう・・・ダジャレです(^_^;)

あと、ちょっと色が鮮やか過ぎるので塗り方を気をつけないと・・・

もともとの指が小林麻央ちゃんのようにキレイなら良いのですが、胡粉ネイルの発色の良さに指先が負けてしまいそうなんですよね。

その点、ヴェルニのこの521(ローズカシェ)は落ち着いたド定番のピンクベージュで適当に塗っても指先をキレイに見せてくれる・・・雑な私にピッタリなんですよね。

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